ポップコーン



弁当夫婦



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監督:ユースケ・サンタマリア
制作:2008年
時間:25分

出演:永作博美 
   ユースケ・サンタマリア




DVD:2009年04月15日 発売

価格:3150円(税込)



 愛情をこめる女・食べる男


<ストーリー>


朝も早くから、腕をふるって弁当を作る女。
後から起きて、あまり会話を交わさない男。

2人はともに37歳。長年、同棲生活を続けていることで
一緒にいることが、ごくごくあたりまえになっていた。

お互いに結婚を望んでもいるが、完全にタイミングを逸している状態だ。
「じゃ、後ほど」と言いながら、女は男より早く出勤する。

女はR246沿いのビルにあるギャラリーに勤務し、男はそこから
見える路上で移動式カフェ“金魚屋コーヒー”を経営している。

昼休み。近くの公園のベンチで、いつものように女は男が来るのを待ち
男がやってくると一緒にお手製の弁当を食べる。そして、「じゃ、後ほど」
と言いながら、女は男より早く職場に戻る。

毎日、同じことの繰り返し。慣れとともに、以前より少なくなっていく、
日々のコミュニケーション。ある日の午前、女が“金魚屋カフェ”にやってきた。
「ちょっと話をしよう」と言いながら…。


<思う>


この映画を見るときに何の情報もなく見始めたので、およそ30分で
終わってしまって何だか物足りないような感覚になりました。

でも30分のショートムービーだと思い見ていれば、また違った
面白さを慎重に見ることができなたなぁと少し反省しました。

ストーリーは割りと淡々と進んでいく感じでした。ショートムービーは
時間が短いのでその分、ストーリーを詰め込み過ぎた忙しい映画になるか
何も波のないまま、ゆるやかに流れて行く映画と2パターンありますが
この映画はどこかゆるやかな印象ですが、少し淡々と忙しさも感じました。

ストーリーに波のないので、そういうのが好きな人なら楽しめると思います。

ただ流れて行く日常、ただ動いていく日常は割とリアルな感じがしました。
もう少しこの先がどうなるのか気になる映画でした。
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# by moviepana | 2009-07-20 16:22 | ★★★

珈琲時光



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監督:ホウ・シャオシェン
制作:2004年
時間:103分

出演:一青窈(ひととよう)  浅野忠信
   萩原聖人 余貴美子 小林稔侍



DVD:2005年03月29日 発売

価格:4935円(税込)




心落ち着く場所がある 心落ち着く人がいる


<ストーリー>


2003年夏、東京。古本屋を営む鉄道マニアの肇の力を借りて
30〜40年代に活躍した台湾出身の音楽家・江文也について
調べているフリーライターの陽子は、お盆の帰省で実家のある
高崎へ戻った際、父と継母に妊娠していることを告白した。

相手は台湾に住む恋人。しかし、結婚する気はなかった。
東京へ戻った彼女は、肇と一緒に文也の足跡を辿る取材に出かけるが
その途中、気分を悪くする。彼女の妊娠を知り心配した肇は、
何かと世話を焼こうとするも、その胸の内に秘めた彼女に対する想いを
伝えることは出来なかった。ある日、知人の葬儀に出席する為
両親が上京して来た。あくまでも、シングルマザーの道を選ぼうとする
陽子のことを心配するふたり。だが、彼らもまたその想いをうまく口に出せない。

翌日、陽子は電車の中で眠ってしまう。
そんな彼女の側には、いつの間にか肇がいた。


<思う>


とてもシンプルな映像で見ていると引き込まれる感覚になります。
セリフもセリフらしくはなくて、アドリブですべて話しているような
とても自然な日常感がとてもリアルに表れています。

ストーリーに大きな波が無いのですが、それがとても心地よくて
些細な毎日という日常感がとてもリアルです。見ていると現場に
吹いている風までも感じられるんじゃないかと思うくらい

テレビの画面に写し出されているとは思えないくらいに
空気感というか、日常感がとても素敵だなぁと思った。

主人公が今、何を感じているのかが見えない感じがまさに
日常で誰かと向き合っているような感覚になって良かった。

こういう映画がもっともっと増えてほしいと思う。
見て良かったです。一青窈の自然な演技も良かったです。
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# by moviepana | 2009-06-22 18:25 | ★★★★

ぐるりのこと。



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監督:橋口亮輔
制作:2008年
時間:140分

出演:木村多江 リリー・フランキー
   倍賞美津子 寺島進 安藤玉恵
   八嶋智人 寺田農 柄本明


DVD:2009年02月25日 発売

価格:5040円(税込)




めんどうくさいけど、いとおしい。
いろいろあるけど、一緒にいたい。



<ストーリー>


「お、動いた!」小さく膨らんだお腹に手を当て、
翔子は夫のカナオとともに、子を身籠った幸せを噛みしめていた。

しかし、そんなどこにでもいる二人を突如として襲う悲劇…
初めての子どもの死をきっかけに、翔子は精神の均衡を
少しずつ崩していく。うつになっていく翔子と、
彼女を全身で受け止めようとするカナオ。

困難に直面しながら、一つずつ一緒に乗り越えていく二人…。


<思う>


この映画には夫婦としての生き方が描かれています。
この映画のように夫婦は長年連れ添えば連れ添うほど
言葉にはできない色んな思いが伴ってくるんだなぁと
何だか色んなことを教えてもらった気がします。

夫婦のカタチは色んなカタチがあると思いますが
この夫婦のような夫婦に自分もなりたいなぁと思いました。

まるで子供のような夫としっかりものの妻。
お互いに支え合って生きていることに気付かされ
何だか夫婦のやりとりに無性に感動しました。

いつか自分が結婚して夫婦になっとき夫婦で見たい映画です。

あとこの映画のリリーフランキーさんの役柄が何だか
とっても可愛らしくて同じ男性としてすごく魅力的でした。



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# by moviepana | 2009-05-31 15:39 | ★★★★★

歩いても 歩いても



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監督:是枝裕和
制作:2007年
時間:114分

出演:阿部寛 夏川結衣 YOU
   高橋和也 田中祥平
   樹木希林 原田芳雄

DVD:2009年01月23日 発売

価格:3990円(税込)




人生は、いつもちょっとだけ間にあわない


<ストーリー>


ある夏の終わり。横山良多は妻・ゆかりと息子・あつしを連れて
実家を訪れた。開業医だった父と昔からそりの合わない良多は
現在失業中ということもあり、気の重い帰郷だ。

姉・ちなみの一家も来て、楽しく語らいながら、母は料理の準備に
余念がない。その一方で、相変わらず家長としての威厳にこだわる父。

今日は、15年前に不慮の事故で亡くなった長男の命日なのだ…。


<思う>


今まで見た家族映画の中でも特にとてもリアルな映画だった。
もう家族映画はコレだ!と言いきってしまってもいいくらい。
それぐらいしっかりとした映画だなぁと思った。

家族のひとりひとりの心情や人間の持つちょっと汚い部分だったり。
キレイごとだけではない家族の姿が描かれている。すごい作品です。

樹木希林の母であり、おばあちゃんである演技に魅了されました。
まるで血の繋がった本当のおばあちゃんを見ているような感覚でした。
家族とは何なのか?考えこんでしまいますが、この映画を見たら
その答えが具体的な言葉ではなく、見つかるんじゃないかと思います。

家族ものの作品はどこかメッセージ性が強くなり過ぎる気がしますが
この映画は変なおしつけもなく、すんなりと見れます。オススメです。



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# by moviepana | 2009-04-27 16:11 | ★★★★★

百万円と苦虫女



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監督:タナダユキ
制作:2008年
時間:121分

出演:蒼井優 森山未來 ピエール瀧
   竹財輝之助 齋藤隆成 笹野高史
   嶋田久作 モロ師岡 石田太郎
   キムラ緑子 矢島健一 斎藤歩

DVD:2009年01月30日 発売

価格:4935円(税込)



百万円貯まったら、1人で生きる。


<ストーリー>


短大を卒業後、フリーターをしている鈴子は、
バイト仲間からルームシェアを持ちかけられて
実家を出る事にした。しかしひょんな事から
事件に巻き込まれ、警察沙汰に。

前科者になってしまった鈴子は、
「百万円貯まったら出ていきます」と
家族に宣言し、バイト掛け持ちで懸命に働く。
やがて実家を出た鈴子は、とある海辺の町にたどり着く。

海の家で働き始めるが、貯金が百万円貯まると、
あっさり次の土地を目指して旅立つのだった…。


<思う>

まずタイトルを見て、そして前科者というストーリーを見て
コテコテのコメディだと思いましたが見てみるとそうでもなく
意外にじっくりと落ち着いて見れるような作品でした。

違う場所に転々と移動して生活するストーリー展開なので
何だかドラマにしても面白くなりそうな感じがしました。

環境はどんどん変わって行きますが、主人公だけは変わらないので
気が付くと、どんどん主人公目線になっていて、主人公に感情移入
している自分に気が付きました。この役は蒼井優がピッタリです。

生きて行くということはもしかしたらこういう感じなのかもしれない。
見ていて何だか色んな気持ちになり、色んなことを考えさせられました。

今の自分と照らし合わせてしまう不思議な気持ちになりました。
何だかとてもいい映画を見た気持ちでいっぱいです。良かったです。



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# by moviepana | 2009-04-26 16:00 | ★★★★★


波の無い映画が大好きです。邦画が大好きです。
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