
監督:ホウ・シャオシェン
制作:2004年
時間:103分
出演:一青窈(ひととよう) 浅野忠信
萩原聖人 余貴美子 小林稔侍
DVD:2005年03月29日 発売
価格:4935円(税込)
心落ち着く場所がある 心落ち着く人がいる<ストーリー>2003年夏、東京。古本屋を営む鉄道マニアの肇の力を借りて
30〜40年代に活躍した台湾出身の音楽家・江文也について
調べているフリーライターの陽子は、お盆の帰省で実家のある
高崎へ戻った際、父と継母に妊娠していることを告白した。
相手は台湾に住む恋人。しかし、結婚する気はなかった。
東京へ戻った彼女は、肇と一緒に文也の足跡を辿る取材に出かけるが
その途中、気分を悪くする。彼女の妊娠を知り心配した肇は、
何かと世話を焼こうとするも、その胸の内に秘めた彼女に対する想いを
伝えることは出来なかった。ある日、知人の葬儀に出席する為
両親が上京して来た。あくまでも、シングルマザーの道を選ぼうとする
陽子のことを心配するふたり。だが、彼らもまたその想いをうまく口に出せない。
翌日、陽子は電車の中で眠ってしまう。
そんな彼女の側には、いつの間にか肇がいた。
<思う>とてもシンプルな映像で見ていると引き込まれる感覚になります。
セリフもセリフらしくはなくて、アドリブですべて話しているような
とても自然な日常感がとてもリアルに表れています。
ストーリーに大きな波が無いのですが、それがとても心地よくて
些細な毎日という日常感がとてもリアルです。見ていると現場に
吹いている風までも感じられるんじゃないかと思うくらい
テレビの画面に写し出されているとは思えないくらいに
空気感というか、日常感がとても素敵だなぁと思った。
主人公が今、何を感じているのかが見えない感じがまさに
日常で誰かと向き合っているような感覚になって良かった。
こういう映画がもっともっと増えてほしいと思う。
見て良かったです。一青窈の自然な演技も良かったです。