
監督: 大宮エリー
製作: 2006年
時間: 71分
出演: 宮崎あおい 西島秀俊
天光眞弓 穂積ペペ 菊池凛子
川村早織梨 毬谷友子 勝野洋
DVD:2007年5月25日発売
価格:3990円(税込み)
誰かを大事に思うこと。
ちっぽけだけど、いちばん大切なこと。
<ストーリー>
ごく普通の家庭で両親の愛を一身に受け、
珍しいくらいまっすぐに育ってきた女の子、楓。
でもある日楓は、母親が父親の愛人だったことを知ってしまう。
お父さんには、私たち以外に本当の家族がいる…。
傷ついた楓はが向かったのは、博士のいる場所だった。
楓より少しだけ大人で、とぼけたことばかり言う博士は、
楓にとっては近くて遠いひと。そして、とても大事なひと。
恋とかそういうのじゃなくて、もっともっと深い何かで繋がっているような。
博士は、誰ともあまり関わりをもたずに生きてきた。
傷つかないですむし、そのほうが楽だからだ。
でもいったいいつからだろう。両親を愛するさえできなくなったのは…。
二人を乗せた車は海へと向かう。くだらないおしゃべり。
真夜中の浜辺。闇から響く波の音。ことばは途切れながらも続いてゆく。
そしておとずれる、やさしい朝。楓と博士。
不器用な二つのこころは少しずつ寄り添っていく。
<思う>
この映画はスピッツの音楽から生まれました。
スピッツの楽曲が挿入歌として使われています。
主人公が会話をしているシーンのバックで
延々とスピッツの曲が流れていました。
しかも1曲終わると間髪入れずに
また次の曲が流れてきて。
正直、音楽が映画の雰囲気を壊している。
映像が音楽を壊している。そんな気がしました。
音楽で会話に集中できなかったり。
結局、中身にのめり込むことができず
途中で寝てしまいました。それぐらい
バック音楽の必要性がわかりませんでした。
ジャケット写真がイイ感じだったんですが
正直、ガッカリした映画でした。